バーテンダー向け志望動機書の例:従来型フォーマット vs. モダンフォーマット
バーテンダーのカバーレターについてのポイントはシンプルです。たいていはフルのカバーレターは必要ありません。 ただし募集要項で提出が求められている場合や、ひと言そえて送りたい場合には、次のような形式が効果的です。自分の経験に合わせて調整した1ページの履歴書を作成しておけば、応募先とのマッチ度は十分に伝えられます。作成する
バーテンダーのカバーレターを送る価値があるとき — 何を書けばいいか
多くのバーテンダー職では、履歴書・応募フォーム・面接のほうが、カバーレターよりもずっと重視されます。募集要項にカバーレターの記載がない場合は、基本的には省いて問題ありません。逆に提出が求められているときや、リファラル(紹介)、DM、直接のメールで応募する場合は、1ページのカバーレターではなく、短いメッセージを送りましょう。文章力で「感心させる」ことが目的ではありません。目的は、マッチ度・勤務可能なシフト・そのバー/店舗に対する本気度を示すことです。
Alvarez 様
ノースエンドの Harbor Room のバーテンダー職に応募いたします。ハイボリュームのバーで3年の経験があり、現在有効な TIPS 認定を保持しています。150名以上の来客数、POS での会計処理、クローズ作業まで一通り対応可能です。御店に特に興味を持ったのは、最近週末のライブミュージック営業を拡大されたことを知ったからです。スピード感のあるそのシフト環境は、まさにこれまで私が働いてきたスタイルと一致しています。平日夜および週末シフトが可能で、来週火曜日から勤務開始できます。ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
これで十分です。バーテンダーのカバーメモは、短く・具体的であることが大切です。本格的なアピールは、履歴書と、面接で実際に話すタイミングにとっておきましょう。
バーテンダーにとって、本当に呼び戻しにつながるのは履歴書
バーテンダーの採用では、履歴書が主役になります。経験、資格、シフトの柔軟性、POS の知識、ハイボリューム対応といった情報を、1ページのわかりやすい履歴書の上部にまとめておくと、採用側が知りたいことをすぐ伝えられます。
これが重要なのは、選考の「ふるい」が多くの人が思うよりもずっと厳しいからです。Ashby が公開した 2023 年の 1,300 万件の応募データによると、新しい求人は公開直後に応募が集中し、最初の1週間だけで、それ以降の週の約 2.5~3倍の応募が集まっています[1]。バーテンダー職に限って見ると、書類選考の焦点はもっと実務寄りです。米国労働統計局(BLS)の 2023 年の調査では、バーテンダー職のうち 44.1% が実務経験を必須とし、51.2% が何らかの資格を要求、さらに 96.4% が職場での実務トレーニングを必要とすると報告されています[2]。つまり、「とりあえず面接までは誰でも行ける」というわけではありません。そして面接まで進んだとしても、多くの雇用主は「安全かつスムーズに即戦力として働ける」という証拠を求めます。だからこそ、よく聞かれるバーテンダーの面接質問を押さえ、ChatGPT を使ってバーテンダー面接を練習し、バーテンダー面接で採用担当者が本音で考えていることを理解し、STAR メソッドで回答のストーリーを磨くことが役に立ちます。
ここでも「パーソナライズ」が重要という点は同じです。どこのバーにも同じ履歴書を送りつけると、「どんな仕事でもいい」と受け取られます。一方で、応募職種名をきちんと明記し、求人票の内容に合わせて作られた履歴書は、「この仕事がしたい」と伝えてくれます。
そこで活躍するのが Specific Resume です。1件ずつの求人に合わせた履歴書を、毎回長文を書くことなく作成できます。応募先ごとに特化した履歴書を作って、面接に呼ばれる確率を高めましょう。 もっとスピード重視で進めたい場合は、求人票の内容をもとにした履歴書を自動生成することもできます。
応募がうまくいくことを願っています。多くの候補者はいまだに汎用的な書類しか出していないので、少しでも応募先に合わせて調整するだけで十分に差別化できます。もっと手早くそれをやりたいなら、応募前に求人に特化したバーテンダー履歴書を作成しておきましょう。
参考文献
- Ashby. Trends in Applications per Job, based on 13 million applications from January 2021 to April 2023.
- U.S. Bureau of Labor Statistics ORS. Occupational Requirements Survey profile for bartenders, 2023.
